保健師

保健師って、どんな仕事?

保健師は地方自治体の保健所や、保健センターなどで、地域に住んでいる人たちの健康を守るために集団検診や電話相談、乳児検診、介護教室、家庭訪問などを通じて、人々の健康を守るための相談受付やアドバイスなどを行います。
対象となる人達も乳児から高齢者まで幅広く、健康相談の内容も多岐にわたります。
妊婦の健康や出産後の育児相談、メタボリックシンドロームや生活習慣病、心の健康、更年期障害、伝染病やエイズの予防、高齢者介護や認知症など、住民のあらゆる健康相談に応じています。

保健師に向いているのは、次のような人です。
まず、さまざまな健康相談に応じられる総合的な医療知識がある人です。
次に、相手の話にしっかりと耳を傾け、何に困っているのかを正確に把握するヒアリング能力がある人。
そして、健康診断の結果などから病気のリスクを正しく見極めるための判断力のある人です。

保健師は医師や看護師をはじめ、介護福祉士、ケースワーカー、薬剤師、理学療法士などさまざまな人たちと連携しながら住民の健康を守っていきます。
地域のさまざまな人や、他業種の人と接しますから、優れたコミュニケーション能力やチームの調整力も求められます。

保健師になる方法は?

保健師になるには看護師の国家資格を取得した上で、保健師の国家試験を受けて資格を取得しなければいけません。
看護師を養成する専門学校や短大、看護学科など看護師養成課程のある大学で必要な課目を修了して卒業し、看護師の国家試験を受けます。
そのうえで、保健師の国家試験を受けますが、看護師と保健師の国家資格を同時に受けられるコースを設けている4年制大学や専門学校もあります。

主な就職先は各都道府県の保健所や健康センターですが、企業に就職する人や、健康保険組合の職員となって、働く人たちの健康管理を行う人もいます。
現代の日本は超高齢化が進み、健康に寿命を延ばすための予防医学の重要性が高まっています。
また、高齢者介護問題も大きな課題ですし、少子化や核家族化で、子育てに悩む女性も増えているのが現状です。
病気は早期発見・早期治療が鉄則ですから、集団健康診断も欠かせません。

このような状況から、人々に健康指導を行う保健師の需要は高まっていますし、今後ますます活躍の場が広がると考えられます。
少子高齢化社会にとって、なくてはならない存在だといえるでしょう。

ただ、現状では看護師に比べて全体的に募集人員が少ないため、一流企業からの産業保健師の求人など好条件の求人が出ると、応募が殺到することがあります。
転職を考えている人は好条件の求人を見逃さないように、常に情報収集しておきましょう。

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