小児科

幼児から思春期まで

診療科として次に紹介するのは「小児科」についてです。
小児科も「内科」「外科」ほどではないものの、かなり大きなくくりの診療科であるといえるでしょう。
他の診療科が「病状」や「発病箇所」によって分類されているのに対して、小児科は「年齢」によって分類されているという稀有な診療科分類となっています。
小児科においては新生児から思春期頃までの子供を対象にして診療を行う診療科となっており、発生している症状を問いません。

ちなみに小児科においては、患者の年齢に応じて4つの対象年齢区分を行っています。
出生から28日未満の場合は「新生児」、28日から1歳未満の場合は「乳児」、1歳から小学校就学前までが「幼児」、小学生が「学童」となります。
これ意向の区分については「中学生」や「思春期」というような区分を行う事になりますか、本来はこの4つの区分が小児科による診療対象ということになります。
ただし、小児科特有の慢性疾患がある場合については例外的に成人後にも小児科に通うことがあります。

元々この診療科は19世紀初頭頃に成立したもので、内科から分立する形で成立しました。
20世紀初頭にはすでに学会が設立されていたことから、独立した診療科となっていたことが見受けられます。
現在ではさらに外科治療や内科治療以外の分野における小児疾患を扱う診療科として、小児循環器科や小児眼科など、細分化された小児科が登場するようになりました。

小児科ではすべての臓器の疾患や感染症について取り扱うことになります。
そのため、幅広い症状についての知識が必要であり、難易度が高い診療科としても知られています。
日本には「日本小児科学会認定医制度」などがあり、これによって小児科として的確な医師であることを認定してもらうことが出来ます。

小児科においては当該の子供が正常な成長と発達をしているかどうか、というような部分も診療の対象となっており、体重から判断することがあります。
さらに、新生児など自分の症状について口頭で説明することが出来ない患者に対しては「反射」によって診療を行うことになります。
これが他の診療科と比べて難しい点でもあります。

小児科の病気

それでは小児科で見ることになる病気としてどのようなものがあるのかについて紹介します。
まず、最も多いのが「感染症」です。
子供は免疫力が弱いために風邪などの流行性の感染症にかかりやすく、場合によっては重症化してしまうために早期の診療や治療が必要となります。

次に多いのが「アレルギー」です。
こちらも子供の未熟な免疫力によって過剰反応が起こってしまい、アレルギー反応が発生する可能性が高くなっています。
アレルギー性の喘息などの場合命に関わる可能性も十分あります。

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