整形外科

誤解がされやすい

整形外科は、多くある診療科の中でも最も内容が誤解されている診療科なのではないでしょうか。
というのも「美容整形」と言う言葉が流行していることにより、整形外科がこのような治療を行っている診療科のことを言うのだと勘違いされているケースが多くあります。
まずはこの誤解を解いておきますが、「美容整形」は正しくは「美容形成」であり、「整形」というのは正しい表現ではありません、字面から誤用されているケースが多いだけです。
というのも、整形外科というのがどのような診療科であるのかを知るとわかりやすいでしょう。

整形外科というのは、人体における骨や関節、筋肉のように運動に関係している部分に発生する症状を診療・治療する診療科です。
海外においてはOrthopedic Surgeryと言う名称で呼ばれています。
つまり、「見た目」の部分とはそもそも全く関係がない診療科ということになります。

この整形外科の始まりと言われているのは1780年にジャンアンドレベネルによって設立された小児の骨格異常治療院です。
整形外科の発展は主に戦争と関わりがあると言われており、戦地において発展し、現在に利用されるようになってきたと考えられています。

整形外科の治療法

それでは、実際に整形外科で用いられる治療法にどのようなものがあるのかについて紹介します。
まず1つ目として紹介するのは「保存的整復固定術」と呼ばれるものです。
これは運動機能を元通りにするための治療法となります。

代表的なものに「ギプス」による治療があります。
骨折や人体損傷が起こっている部位を固定することにより、それ以上の損傷が加わらないようにすることが目的となっています。
主に人体の持っている自然治癒力によって治療を促すものです。

もう1つの治療法に「シーネ」があります。
こちらは名前はあまり知られていないかも知れませんが、ようするに「添え木」のことだと考えて頂ければ構いません。
目的としている部分はそれほど変わらず、関節を固定することによって接合を早めることが目的となっています。

次の治療術として「観血的整復固定術」があります。
こちらは名前の通り「血を見る」すなわち外科的手術を伴う方法で治療を行うものです。
代表的なものとして「デブリードマン施術」があります。
デブリードマンというのは感染している部位や壊死している組織などを取り除くことを意味しています。

こういった組織がある場合、切除しなければ周囲に対して悪影響を及ぼしてしまう可能性があるため、それを予防することが目的となっています。
外科的な方法で行われるものの他、化学的な方法で行われるものや、蛆を使って治療をする「マゴットセラピー」というものも登場しています。

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