糖尿病内分泌代謝内科

糖尿病や内分泌、代謝を診療する部門

糖尿病内分泌代謝内科は糖尿病をはじめ、内分泌や代謝系の病気を治療する診療科です。
糖尿病は血糖値が高くなる病気で、網膜症や腎症などさまざまな病気を合併しやすいので注意が必要な病気です。
糖尿病による失明は、成人の失明の原因の2位となり、脳卒中を発症するリスクは糖尿病になっていない人の3倍、心筋梗塞や狭心症は3~4倍と言われています。
非常に危険な病気ですね。

このため糖尿病内分泌代謝内科では、糖尿病の治療に加え、合併症を起こさないように血圧や脂質の管理など総合的な診療が行われます。
食事療法や運動など生活習慣の改善に関する指導、糖尿病の知識をわかりやすく伝える教育入院なども重要な治療です。
治療では血糖降下薬の投薬や、インスリン製剤やGLP-1受容体作動薬などが使われ、血糖値を良好な状態に保つための処方が行われます。

糖尿病以外にも甲状腺や下垂体、副腎、副甲状腺など内分泌や代謝に関するさまざまな病気にも対応しています。

糖尿病内分泌代謝内科が扱う主な病気

糖尿病内分泌代謝内科で扱う主な病気は糖尿病、糖尿病に伴う合併症、低血糖、脂質異常症などです。
このほか高尿酸血症や痛風、肥満症、バセドー病、橋本病、甲状腺機能低下症、甲状腺癌、先端巨大症、尿崩症下垂体機能低下症、アジソン病、クッシング症候群、多毛症、褐色細胞腫、高カルシウム血症、副甲状腺機能低下症、テタニーなど多岐にわたります。

糖尿病療養指導外来では、糖尿病療養指導士の資格を有する種々の職種の専門スタッフによる生活指導、さらにはインスリン自己注射や血糖自己測定に関する指導やサポートを行っています。

糖尿病内分泌代謝内科に求められるスキル

糖尿病内分泌代謝内科で働く職員に何よりも求められるのが、患者さんと良好なコミュニケーションがとれる対人スキルです。
糖尿病は生活習慣の改善なくしては、症状の改善が見込めない病気です。
このため患者さんが毎日、適切な食生活や運動を行えるように指導やアドバイス、勉強会などを頻繁に行います。
この際に、患者さん一人ひとりの生活習慣や状態をきちんと把握し、それぞれに合わせたアドバイスが行われますが、そのためにはスタッフが患者さんと積極的にコミュニケーションをとって、体調や生活についてのヒアリングを行うことが重要です。
医師や看護師はもちろんのこと、栄養士や薬剤師などさまざまな職種のスタッフがチームを組んで治療に当たりますから、多職種の人たちと良好な人間関係を結べるスキルも求められます。
患者さんが前向きな気持ちで闘病生活を送れるよう、患者さんには明るく温かく接して、常に励まし応援するのもスタッフの大切な仕事です。

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