病院で働く

病院で働く

医師として働く場合、一般的な勤務先は病院でしょう。
しかしひとくちに病院といっても、様々な種類があります。
大きく分類すると「大学病院」、「個人病院」、「私立病院」の3つに分かれます。

大学病院で働く

大学の附属施設である病院を大学病院といい、医学において「教育」「研究」「臨床」の3つの機能を組み合わせた実践を行っています。
大学病院は歯学系を除いて総合病院となっており、高度先進医療を推進するために特定機能病院の認可を受けていることが多くあります。
併設された医学部や歯学部の学生にとって、実習先や卒業後の就職先になるよう研修指定病院の認可も持っているのが特徴です。

教育が受けられるのは大学病院の大きなメリットでしょう。
大学病院は大学附属の病院であるため、教育施設としての機能が備わっているのです。
医師や看護師などの職員は必然的に学習する時間が多く存在し、日々の業務での学習はもちろん、勉強会や研修会を通して技術や知識を高めていくのです。

勉強会や研修会に参加するためにプライベートの時間を削られてしまうこともありますが、最近では知識や技術の習得スキルを客観的に評価して教育するための「クリニカルラダー」というシステムも構築されています。
さらにはスキルアップやキャリアアップに対する支援システムも充実していますから医師として働きながらさらに医学を学びたい場合に適しているでしょう。

また、大学病院は大きな組織であり、1500人前後の多職種で大人数の職場でもあります。
医師の数が多いため、ひとりひとりの負担は少ないかもしれませんが、その中で良い人間関係を築ける医師とストレスを感じてしまう医師とに分かれるようです。

個人病院で働く

個人経営で開業した病院を個人病院といいます。
そもそも、医療法人とは医療機関や福祉施設の経営を目的とする法人組織であり、非営利性のものです。

個人病院は開業してから少なくても1年以上経過しており経営が安定してから初めて法人化が認められます。
これは、一般人が商売を開始してから組織が大きくなるにつれ、株式会社や有限会社などの会社組織にするのと同様の理屈といえるでしょう。

個人病院の場合、院長の収入は売上から経費を差し引いたものになります。
財務処理や経営処理も自ら行う必要はありますが、法人税はかかりません。

個人病院の特徴には、入院期間に決まりを設けないというものがあります。
つまり、患者を完治させるまでは受け入れる体制であるということです。
個人病院は平均的なラインの医療技術で、患者と向き合い完治するまで献身的に世話をするのが一般的なスタイルです。

また、個人病院は勤務時間である診療時間を自分で設定できるほか、休憩時間や休日も自分で設定できます。
個人病院を開業するのではなく、雇用されるかたちで働く場合でも、あらかじめ決まった勤務形態で働けるのは魅力ではないでしょうか。

私立病院で働く

個人病院が法人経営化されたものが私立病院です。
20床以上の病床を有し、患者を診察、収容します。

私立病院で働くことを希望している場合、確実な情報を集めることが重要になります。
私立病院への就職は決して難しくはないでしょう。
昨今では慢性的な医師不足が問題視されており、どの医療機関でも医師は必要とされています。

やはり、即戦力となる医師は歓迎されるため、あらかじめ知識や経験を身につけておくといいでしょう。
あとは自分と相性の良い医療施設を見つけるだけです。

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